先日から、深夜の低血糖で困ってしまう(泣)。低血糖時は、意識が朦朧とした状態。おまけに狭い我が家なので、テーブルや椅子のカドに足をぶつけながら深夜に歩き回る。

「糖分どこだー、糖分どこだー」

糖尿病の脳みそがお菓子を探す。そして何かを探り当てて、食べてからベットに戻り、また寝てしまう。おまけに翌朝、食べたことすら忘れてるときもある(笑)いや、なんとなく覚えているというか・・だから血糖値を測る余裕などない、そんなときもある。

 

血糖値、何が下げるのか?

そして翌日。朝の血糖値があまり高くない。深夜、探り当てたポテトチップやチョコレートなど沢山の炭水化物をとり、インスリンも打たず、朝の血糖値は約100mg/dl前後。なんで?

「基礎インスリンの単位が多いのかぁ?」

「食事は3回、ちゃんと食べてるかぁ?」

「運動は・・?」

「体調はどうなのか?」

経験則でこんなことを問いかける。うーむ、体調であろうか・・。いや違うような気もする。そのため、アホンダラの我が頭に、もう少し汗をかいてもらって、その先を考えてみた。

 

血糖値のリズムみたいなもの

筆者の経験では、食事は3食きちんと摂らないと血糖値は乱高下する。2食ないしは1食のドカ食いの場合、血糖値は乱高下する場合が多い。だから、義務的に3食、ちゃんと食す。

特に夜中に起こる低血糖はつらいなあ。なんせ、寝た気分がしない。寝る前(1:00頃)に一度、血糖値を測って200mg/dl。そのまま、寝て、深夜(4:00)に再度、血糖値を測る。すると45mg/dl。

「もし寝る前に追加打ちしていたら・・」

と背筋が凍る。こんな状態が1週間くらい続く。なんで〜?やはりアホンダラの脳みそではわからない・・いやいや、頑張ってもう少し掘り下げてみよう・・

 

血糖値がグワーッと下がる時間帯

経験談からであるが、このグワーッと血糖値が下がる時間帯があるような気がしてならない。それが、日中であったり、深夜であったり、多様なのである。昼から夕方にかけてグワーッであれば、低血糖の処置をすればいいのである。このグワーッは失礼極まりなく、深夜帯にも起こる。そうなると、おちおち、寝ていられない。もはや、インスリンの単位数などの問題ではない。このグワーッをインスリン感受性と呼んでいいのか、そこもわからない。だけど、この感受性がよくなる時間帯と、そうでない時間帯があるような気がしてならない。そして、この時間帯を予測するのは極めて困難である。最近のリアルタイムCGMはある程度、この予測をしてくれるので便利だけれども・・

 

予測不能であれば・・

対策が肝要である。低血糖対策である。筆者のカバンには低血糖対策グッズ(僕の場合はサイダー)が入っている。以前、こんな会話をドクターとしたことがある。

先生「低血糖の時は何を摂っていますか?」

僕 「カロリーゼロじゃない、三ツ矢サイダーです」

先生「グルコレスキューとかなら、摂取したブドウ糖の量がわかりますよ」

確かにそう思う。この製品は一袋、10gでブドウ糖のみで出来ている。低血糖対策でこんなベストな物はない。だから、このホームページのトップページでも宣伝している。しかし、突然に低血糖が襲い、しかもグルコレスキューがなくて外出している場合、あなたならどうするだろうか?簡単に手に入り、しかも安価で、すぐに口に入れられて、しかもブドウ糖、そんな便利な低血糖対策グッズは、やはり糖類の多く入った飲料水なのだろうか。ただし、多くの飲料水は「果糖ぶどう糖液糖」農林水産省のホームページ参照であり、砂糖も入ってる。そのため、単一のブドウ糖とはちょっと違う、と言われそうで怖い。だけれども、急激な低血糖なら筆者はご愛嬌。

先日も、空腹感があって、電車の中で血糖値を測った。となりの人がジロジロ見てたのが嫌だったけど、なんと血糖値は55mg/dl。どうりで、読んでいた本が頭に入らないわけだ。だから飲料水を300ccぐらい飲んだ。ちなみに炭酸が抜けている三ツ矢サイダーなら、急な低血糖の時に素早く飲める。そんなサイダーを筆者は常に持ち歩いている。だけど、これが実に・・まずいのである。おすすめはしない。面倒くさいなあ、と感じながら、まずいサイダーを飲んで、救急車でピーポーピーポーよりましであると考える・・

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