今回は、インスリンポンプのデメリットについて。長年、使い続けたインスリンポンプで、愛用者でしたが、外しました。その経過について。

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インスリンポンプをやめて1ヶ月

インスリンポンプと出会う前、インスリンポンプに対して「夢のようなデバイス」と感じ、2006年に導入。そして2012年には海外でCGM付きのインスリンポンプを自費で購入(本体は約50万円、CGMのセンサーは1個約7000円程度)。CGM付きポンプは、海外ではポンプ購入にあたり、一度外来での診察が必要でしたが、消耗品などはメーカーに直接電話すれば、商品が届く、そんな仕組みでした。

 

7年間使ってみたけど、HbA1cは徐々に悪化

導入当時、悪化していたHbA1c(平均9.0%)は見事に5.5%。人前でインスリンを打つ手間も省けて、追加打ちなども本当に楽でした。当時、目の合併症もあり、HbA1cが下がったことで治りました。そんなメリットのおかげで、すぐにインスリンポンプ信仰者へ。だけど、導入から7年、HbA1cの推移を見ると徐々に徐々に上昇。興味深いのは、一気に上昇するわけでなく、一年で約0.5%ぐらいづつ上昇。導入1年目は5.5%、2年目は6.0%、3年目は6.5%、4年目は7.0%。

 

CGM付きのインスリンポンプ

5年目で海外に行くチャンスがあったので、CGM付きインスリンポンプを購入。このポンプは血糖が下がれば、インスリン注入の自動停止機能がついていたり、高血糖になればアラームがなる、そして、低血糖を事前(確か2時間〜3時間前くらい)に予測してくれる機能もついている。

これだけを聞くと、「早くつけてみたい」と熱望するインスリンポンプユーザーは少なくないでしょう。だけど、僕のA1cは、このポンプを付けても下がらなかった。上がり続けるHbA1c。海外で医学的な文献も多少読みましたが、書いてあるのは「CGM付きインスリンポンプでHbA1cは下がる」など、良いことづくめのことばかり。正直、信じられなかった・・「これ本当ですか?」。だから、僕はインスリンポンプを外した。

 

インスリンポンプを外して気づいたこと

  1. ポンプ使用中は、常時、体にインスリンを入れるための装置がついており、これを外した時の開放感は忘れられない。特に風呂場で「体に何もついていない」、この快感は今でも続いています。
  2. CGM付きインスリンポンプになるとこの装置は2つ(インスリン用と血糖測定用)になる。
  3. CGM付きインスリンポンプは高コスト(イギリスでは月額3万円の費用がかかっていました)
  4. 最新のインスリンポンプ(CGM付き)のメリットを書いた医学文献は多いが、デメリットを書いた文献が少ないように感じること。もしかしたら、僕の医学文献の検索不足が原因かもしれませんが・・

 

インスリンポンプが1型糖尿病の自分に合っているかどうか?インスリンポンプの治療をするならば、「きちんとした知識」も必要になる。それでもHbA1cが下がらないようなら、外したほうがいい場合もある。そう思います。そして僕は外しました・・海外のCGMについてに続く。

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