この記事はカーボカウントを知って、あなたの食事を豊かにしよう計画!の続きの記事である。さて、先週の土曜日と日曜日にどのくらいの炭水化物量を食べただろうか?今回のテーマは炭水化物の量である。1型でも2型でも糖尿病患者さんにお読み頂ける内容である。

 

なぜ炭水化物量を知る必要があるのか?

それは、血糖値を急速に上げる食品が炭水化物だからである。1食にどのくらいの炭水化物を食べたか?そんな理由で食後2時間後の血糖値が決まる。だから、とりあえず今の食事内容は変えなくとも、食べた食事の炭水化物の量はだいたいでも知っておこう、このような理由なのである。

 

炭水化物の量を知るとどうなるか?

カロリー制限食の糖尿病患者さんの場合、食べた炭水化物の量を知ることによって血糖値やHbA1cの上下動の要因をある程度推測することが出来る。「イヤだけど守らねばならないカロリー制限食」から「食べたい食事」へシフトできる可能性もある。

1型糖尿病の場合だと、食事の際のインスリンの単位決定に大きなメリットをもたらす。今の超速効型インスリンの作用は炭水化物と相性がいいから、うまく単位調整できれば食後の血糖値が上がりにくい。インスリン単位を決めるためのひとつのツールとして、炭水化物の量をおおまかにでも知ることが肝要なのである。

 

どのくらい炭水化物を食べたか?

先週の土曜日、日曜日にかけて家族を連れてキャンプへ行った。初日の朝は菓子パンとうまいソーセージ、それと野菜。昼はおにぎりを2つ。夜はバーベキューをしてごはん2杯と炭火焼でリブロースのステーキを食べた。これが実にうまかった。ただ、キャンプ初体験の筆者であるため、火を起こすのに3時間以上もかかり、一家の大黒柱として失格(笑)。そして、深夜に嫁さんとくつろぎながら、おやつにコイケヤの地域限定のポテトチップとチョコレートを食べた。

そして筆者が食べた炭水化物は

朝:菓子パン=50gぐらい(菓子パンに書いてある食品成分表を参照)

昼:おにぎり2つ=80gぐらい

夜:ごはん茶碗2杯=80gぐらい

夜:おやつ=50gぐらい(ポテチとチョコの袋にかいてある食品成分表を参照)

 

筆者の1日の炭水化物量

キャンプ初日、合計でだいたい260gの炭水化物を食べたことになる。ちなみにうまいソーセージと炭火焼きのリブロースステーキのカロリーは多いのであるが、炭水化物はほとんどない。そのため、計算には入れていない。筆者はこのような感じで1日の炭水化物量の把握をしている。

何かもっと良い方法で実践している方がいれば、ぜひ教えて頂きたい限りである。ご意見やご感想の受付窓口からご投稿下さい。カーボカウントを知って、あなたの食事を豊かにしよう計画!その3へ続く

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