この記事は、「糖質を、まだ誤解するのですか?」の続きになります。糖質のこと、しっかり理解して頂くため、日本糖尿病学会発行の「食品交換表」の購読をお勧めしました。

「え、まだ買ってない?」

「買うなら今でしょ!」

ということで以下をクリックし、購入・購読を強くお勧めする。価格も安いし、何よりも権威ある糖尿病学会が発行しているので、コスパな本。

 

インスリン単位の決め方、カーボカウントを実践する前に・・

以前、「食事のレシピや内容で注意すること」で触れましたが、炭水化物、タンパク質、脂質、ミネラル、ビタミンなど、カーボカウントを実践する前に、栄養素の知識を持つことが大切。「すごく正確に知る」、そんな必要はないと思うけど、ソコソコの知識は必要。「なぜかって?」ここでは説明しない。冷たい態度で、失礼だけど、自分で読んで勉強するしかない。もし、まだ読んでいない人のために・・

 

餃子という食品のバランス

僕は料理が好きであり、「餃子」を皮から作るのが大好きである。なぜ、こんな時に、「餃子の話し」をするのか。それはバランスが良いのである。特に水餃子だ。水餃子は、皮が分厚く、中には肉と野菜が入っている。水餃子の皮を作る時には、小麦粉(約220g)、肉(200g)、その他、野菜を入れる。ここまで書けば、すでに食品交換表を読んでいる、読者ならおわかりだろう。水餃子の場合、小麦粉(炭水化物)の割合が、食品のだいたい50%くらいなのだ。この割合は、以前の記事、恐ろしいカーボカウントでも説明している。水餃子は「医食同源」な食品である。

 

適切な食事のレシピを考える

これは、2型糖尿病の方へ当てはまることだが、先日、「ためしてガッテン」で食事の際、水溶性食物繊維を食べることが大切だと言われていた。腸内細菌の働きを良くし、インスリンが出やすくなる、そんな内容だったと思う。詳しくは「ためしてガッテン」を参照してほしい。ただ、1型糖尿病の場合、インスリンが枯渇しているので、血糖値には、あまり影響はないだろう。ただ、カーボカウントを実施する前に、糖質が血糖を上げる=摂取を控える、という単純な結論は、あまりにも短絡的ではないか。そりゃ、たしかに、炭水化物は、他の栄養素よりも血糖を急激にあげる。だけど、我々の先祖は、その炭水化物に頼って生きてきたのだ。そして、我々の体は、そんな先祖から、代々引き継がれてきている。だからこそ、先祖と同じような栄養素の食事(例えば、さっきの水餃子など)をとり、適正なインスリン単位を見つけるべきだと僕は強く感じる。ピラミッドで例えれば、食品交換表が一番下であり、その上に、カーボカウントが存在する。なので、カーボカウント実践前には、糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版の購入をレコメンドします。

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