このホームページを開設して、はや2年と4ヶ月。インスリンポンプからカーボカウント、不眠、円形脱毛症、インポテンツに至るまで種々雑多な恥ずかしい記事まで書いてきた。そして、ついに280記事となった(笑)。よくもまあ、こんな沢山の記事を書いたものだ。ただ。あまりに色々なことを整理せずに書いているため、知りたいことがあれば、サイト内の記事検索も設置しているので、ぜひご活用頂ければ幸いである。

また280記事の中には、いろいろな方から、様々な悩みや質問を頂戴し、回答させて頂いた。やはり、この病いにおいて一番辛い時期は、1型糖尿病を発症したときではなかろうか。

当方、中学生で1型糖尿病になったけれど、本当にやりきれない想いだった。

なぜ僕(私)だけがこのような病いになったのだろう、と人知れず、入院中のベットの中で涙する日もあった。

そう、なぜだかわからないけれど、勝手に、それも突然に、当方はあの日から1型糖尿病患者にさせられ、他人よりもひとつ多い不安を抱えさせられてしまった。その後、20数年が経過し、インスリンや血糖測定器、CGMに今話題のリブレ、そしてSAPと呼ばれるインスリンポンプ、色々な薬と医療機器の進化を見てきた。しかし、いまだに根治しないのが1型糖尿病なのだ。

だからこそ、いろいろな悩みや質問を皆で分かち合うことが大切だと当方は考える。

幸いにも、このQ&Aでは、糖尿病との向き合い方から、カーボカウントやインスリンポンプなどのインスリンの単位の決め方から食事療法、そして最新の血糖測定器など、色々なご相談を頂いた。

病歴によっても悩みは違うし、病歴が進めば、より実践的なHbA1cないしは血糖値の下げ方を知りたくなるものだ。そして、その間には、いろいろな社会との摩擦にも出会うし、くじけそうになることだってたくさんある。

だから、いろいろな悩みをこのホームページで共有できれば、と思ったのが最初のきっかけだ。匿名でも投稿できる。1型糖尿尿と戦っているのは、あなただけではない。くじけそうになっているのもあなただけではない。社会との摩擦で擦り切れそうになっているのもあなただけではない。そう、皆が同じような悩みを抱えているんだ。

だから、悩みがあれば、ぜひこちらから相談してほしい。僕は、一時期、誰にも相談することができず、治療(インスリン)を放棄しそうになったことがある。あのとき、どこかに相談できるところがあればよかったな、と感じることがある。1型糖尿病と学びながらは、ふとしたときにそばにいるような、また、眠るまえにちょっと覗いてもらえるような、そんなブログでありたい。

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