先週の土曜日、父の墓参りに、家族を乗せて車で四谷へ。帰りに、何かを食って帰ろうと、車の中で相談すること約10分。母の要望で、都内のホテルにて中華料理を食べることになった。

おばちゃーん、チャーハンとラーメン!

そんな場末の中華料理屋も好きである。高校時代の麻雀帰りにはよく行った。しかし、今回は、本物の中華料理。だからメニューを睨むこと数分(笑)。渾身の力を込めて、まずは「ハムユイ(Dried Fishとメニューには書いてあった)の季節の野菜炒め」を頼んだ。

 

野菜炒めのカロリーと炭水化物量(カーボ量)

30年も1型糖尿病を抱えると、かなりアバウトなカロリーと炭水化物量を計算するだけの杜撰野郎。野菜炒めなどは、カロリーも、炭水化物もほとんどない、と勝手に決め付ける。アバウトだが、的を外さない、と言われる僕のカーボカウント。

なので、ここでは、インスリンの注射もとりあえずスルー。そして、初めて食べたハムユイのおいしさに舌鼓を打って、次に、娘の要望でネギとチャーシューのチャーハンを頼んだ。

 

チャーハン(ネギとチャーシュー入り)

チャーハン。それはまさに、中華料理店のオリジナル作品。同じ素材を使って、同じ調味料を使ってさえ、同じチャーハンを作ることは難しいと言われる中華の奥義。

しかし、僕の血糖値コントロールの奥義は、その米粒の量を測るのが30年の1型糖尿病野郎の流儀(アホである)。でてくるチャーハンを見て、すぐに、茶碗何杯分のご飯が使われているのかを計算する。

おそらく茶碗3杯分のご飯を使ったチャーハン。炭水化物量は100g程度だろう。そのうちの半分を娘が食べて、残りを、嫁さんと実母と僕でシェアした。なので、炭水化物(カーボ)量20g程度を摂取。ここでも、インスリンの注射が面倒だったので、スルー。

 

海鮮おこげ

さて、もっとも難解な料理を頼もうとしていたのは、僕の実母。普段、おこげなどという食事は全く食べないものだから、炭水化物量もカロリーも未知数(笑)

上に乗っかっているイカ、エビ、ホタテなどの海鮮部分の炭水化物量は、ほとんどゼロで間違いないだろう。しかし、下にあるおこげである。5cm四方の5枚のおこげが、鍋の中でジュージュー唸っていた。一体、1枚何gなんだろう・・と、迷うこと数秒。

とりあえず、1枚20gで計算して、20gのおこげと海鮮を食べた。ホタテの貝柱をゆっくりと噛んだ瞬間に溢れ出るうまみ。僕の脳みそからも変な汁が出てくるのがわかった。そして、チャーハンと合わせると40gの炭水化物を摂取したことになる。ここで初めて、4単位の超速効型インスリンを僕は打ちこむ。

 

次は五目かた焼きそば

頭を悩ませる注文を今度は嫁がした・・かた焼きそばなどというものは、非日常的食事であるがため(やきそばはよく食べるけれど)、またもや炭水化物量に迷うこと数秒。

とりあえず、分け与えられたかた焼きそばは20g程度だと推測。上に乗っている五目のあん(エビと野菜たち)の部分はほとんどカーボ0グラムと判断し、2単位の超速効型インスリンを打ち込んだ。

そして、杜撰ではあるけど、計算した炭水化物の量と、僕が決めたインスリンの量が間違っていないか、五目かた焼きそばを食べたあと、一度、血糖測定をした。

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