たくさんの患者さんから、いろいろなコメントを頂いて本当に嬉しい限りである。今や、糖尿病になる人は今は増える一方。けれども、世で言うところの糖尿病は、まさに2型糖尿病であり、1型の僕は孤独を覚える。そんな世だから、日常生活において患者会でもない限りは、同じ1型糖尿病患者さんに出会うケースはまずない・・

 

癒えぬ痛みを抱えて、言えぬ想いが僕の中にはまだまだ沢山ある。いや、1型糖尿病を持っている人ならば大なり小なり抱えているはずである。インスリンはどこで打ったら良いのか?治療のテクニック的な疑問を抱えている人もいるだろう。1型でも就職や結婚は出来るのか?これからの人生のイベントに不安を抱えている人もいるだろう。

 

もちろん、患者会みたいな組織に入れば、同じ1型糖尿病の方たちに出会える。そこで色々なテクニックや知識などを学ぶことも出来る。しかし、何らかの理由があって、患者会に参加していない人、そして病院もあまり行かなくなった人が少なからずいる。実は僕も患者会は参加したことがない。おまけにサマーキャンプにも参加したことはない。病院に行くのも億劫な時期もあったから、素行不良な1型糖尿病患者かもしれない。

 

この病気はハンデキャップであり、ハンデキャップでない。激しい低血糖と高血糖のあいだを、心はグルグル揺れ動く。ハンデと見るならば、慎重に病気と步いていくが良し。逆にハンディじゃないと思えば、猪突猛進するのみだ。発症当時の僕は、ハンデと見られるのがすごく嫌だったもんだから、色々な無茶をした。

 

30代も半ばとなって、もはや結婚はあきらめの境地になった。だけど、ご縁とは本当に不思議なもので、ひょんなところから結婚ばなしが起こった。プロポーズの時には、僕でも他人を幸せにできるのだろうか、そんなハンデな言葉が脳裏をかすめたけど、ポチッと強制終了した。

 

色々な生き方があっていい。沢山の人からコメントをもらうたびに、色々なことを教えてもらっているのである。そして、ご意見がある方はこちらからご投稿下さい。あなたのご意見が、ほかの患者さんの肥やしになる!

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