先日、インドカレー屋に飛び込んだ。カーボカウントという思考でインスリン単位を決定してさえも、インドカレーという多種多様な成分が入り乱れている食物には苦労させられる。大好きなインドカレーとナンなのだが、食べれば血糖値が乱れるという僕の偏見も捨て難い・・

 

カレーライスとインドカレーを比較

カレーライスではカーボカウントのインスリン単位が結構ビタッと当てはまる。そんな印象である。ごはんの量が多くたって、血糖値が乱れる感覚はない。

しかしながら、インドカレーである。ナンがあるとインスリンの単位計算は複雑さを極める。大好きなのではあるが、食せば難解な問題がふってくる。なので、ついつい足が遠のき、フランチャイズの日本のカレー屋に向かう。

そのため、インドカレーを食せば、食後の血糖値は2回測る。だいたい2時間後と4時間後に様子をみる。すべて経験からの話しだが、どうも4時間後の血糖値の方が飛躍する。そのため、追加打ちで対処するのであるが、それで血糖値が下がることもあれば、下がらないこともある。いやはや、この食物は理解に苦しんしまう・・

 

血糖値とインスリン単位をにらめっこ

インドカレーとの闘いは続く。推測だけど、原因は脂質かタンパク質のせいなのである。あのうまいインドカレーにはそれらが沢山入っているのである。しかし食せば、そんなインドカレーに振り回されてる自分に腹が立ってくる。喰わなきゃよかった・・、追加打ち・・、それでも下がらない・・、こんな想いがグルグル回る。終いには面倒クセェ・・となってしまう。うまいのに・・

勝手な妄想はまだまだ膨らむ。海外にいた当時、インドやその周辺諸国の人たちは、みな腹が出ている人、そんな印象だった。そりゃ、毎日このようなインドカレー食べれば、

誰だって脂質とタンパク質で腹が出てくるのだろうなあ・・

とインドカレーの成分などもわからず心の中で呟いていた。そんなわけで、たぶん脂質かタンパク質が上げているだろう血糖値にインスリン単位を合わせるのに疲労困憊するのであった。

 

先日食べたインドカレー

嫁さんからの要望があって、先日インドカレー屋に飛び込んだ。ナンと豆カレーを頼んで、とりあえずインスリン注射をブスっ。しかしながら、あまりに血糖値が上がらない・・2時間後110㎎/dl。4時間後は265㎎/dlとなって、ここでインスリン追加打ちをした。ここまではよかった。

しかし、どうも、この追加打ちのせいで低血糖となった。それも寝ている最中だった。だから血糖値は測っていない。低血糖の反動でポテトチップスをバリバリ食べてインスリンを打たずに寝た。そして、翌朝の血糖値は156㎎/dl。こりゃあ、どうみても低血糖が起こってたでしょ・・ と推測する。

 

昨今の血糖値は低空飛行

ここ、1週間の血糖値は極めて低い。朝も昼も夜もである。先月から上昇傾向であった平均血糖値が、今度は一気に下降。165㎎/dlあった先月の平均血糖値は、いまや150㎎/dl付近である。こんな状態では

インドカレーを食べても血糖値が低い

ごはんをいっぱい食べても血糖値が低い

そう、だから何を食べても血糖値は低い。こうなると血糖値の原因は

食品ではない

そんな気がしてくる。インドカレー食べても血糖値は上がりにくいし、ケンタッキーフライドチキンを食べれば血糖値は下がる、そんな感覚さえ起こってくるのだ。

少し基礎インスリン量を下げた方がいいのだろうか・・うまいインドカレーとの格闘は続く・・

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