2019年、最初の記事。大変遅くなりましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。

なぜ血糖値は下がらない?

おせち料理が原因なのか。はたまた運動量が原因なのだろうか。不摂生な生活がたたり、新年から当方の血糖値はかなり高かった。日常的に300mg/dLオーバーなんてことはザラだった。そして、それを迎え撃つように、インスリンを打ちまくる日々も続いた。それでも血糖値が下がらない日々であった。

1型糖尿病の生活を続けていると、単純で、素朴だが、同じ結果にならない血糖値に心が折れる。インスリンを打つこと(1型糖尿病の治療)に疲れを感じてしまう瞬間でもある。

そんなときに、インスリンポンプを使っている当方は、皮膚に付いているポンプのクイックセットを変えてみたりする。インスリンポンプの場合、インスリン注射と違って、皮膚の同じ場所に3日間程度クイックセットがついている。だから、クイックセットを交換することで、下がらない血糖値がうまく下がり始めることがあるからだ。

しかし、新年早々からの高血糖はぜんぜん下がる気配を見せなかった。

おい、なぜだ、血糖値よ、インスリンを打っているのにも関わらず、お前はなぜ下がらないのだ?

そんなわけで、新年早々、担当のドクターと相談し、血糖値が下がらないときに一度、運動をしてみることとなった。

運動の結果

診療後、インスリンを打ってもまた下がらない状況の日々が続いた。そんなわけで、軽いウォーキングを30分してみた。そうすると、血糖値が下がり始めているじゃないか。インスリンを打っても下がらなかった血糖値が、運動直後には、なぜだか下がり始めているじゃないか!拍手!

運動を初めて、まだ1週間しか経たないけれども、少しウォーキングは継続してみる価値があると感じた(あくまで個人的な体験だけれども)。それも、インスリンを打っても下がらないと感じたときのウォーキングは血糖値に効果がありそうだった。

血糖はグラフでわかる時代

今ではフリースタイルリブレのおかげで血糖値がグラフでわかるから、運動をした直後から血糖値が下がり始めているのがすぐにわかった。当面、インスリンを打っても下がらない場合には、軽い運動をすることにした。

現在、いろいろな諸事情でフリースタイルリブレが手に入らない場合、フリースタイルリブレは自費でも購入できる。アマゾンでも購入することもできるのだ。30年前に比べると、明らかに進歩している糖尿病治療である。

<補足>フリースタイルリブレに関してご質問を頂くことも多いので追記しています。あくまで情報として掲載しています。使用の際は、主治医との相談や自己責任となることをご注意の上、ご購入ください。


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