そして、手術日の12/29となった。

朝早くからストレッチャーに乗せられ、家族に見守られながら(小学生の娘が心配そうな顔をしていて、胸がはち切れそうになった)、手術室に入った。

骨盤骨折と右腕の手術

考えてもみれば、まさか、このような事態になるなど誰が想像しただろうか。

自宅の階段から落下したとはいえ、腫れていたのは右腕だけで、それもたいした腫れではなく、痛みもそんなになかった。

骨盤だって、足をしっかり地面について歩くことはできなかったけれど、杖などの支えがあれば、なんとか歩くことは出来たのだ。

しかし、当方の予想と反して、骨は全て折れており、今回の手術となった。その手術には、6時間以上もかかるとドクターは言う。

しかし、ここでまた当方の恐怖感が倍増するようなことがあった。

麻酔の変更

手術室に入った当方は、麻酔科のドクターから

「今日は部分麻酔で手術するかもしれません」

部分麻酔?それは、つまり痛みはないけれど、意識がありながら手術をするってこと?それも6時間以上かかって?

当方の背筋は凍った。そのため、麻酔科のドクターに率直にそのことを聞いた。すると麻酔科のドクター曰く

「大丈夫ですよ。全身麻酔と同じように寝かしてあげますから…」

そうですか…それなら同意します、と伝えた。そして、実際に、背中から注射してみることになった。

「どこか痺れるところあったら教えて下さい。」

ドクターはそう伝え、ブスッと音は聞こえなかったが、注射が背中から入ったようだった。それと同時に、ビーンと左足に痺れるものを感じた。

全身麻酔へ

うわっ、左足がかなり痺れます!強烈な痺れと痛みだった。

「そうですか….」

そしてドクターは一旦、注射を抜いたようだった。

「じゃあ、もう一度やりますので、どこか痺れるところあったら教えて下さい。」

再び、注射が背中に入った。

また同じだった。

うわっ、また左足がかなり痺れます!

「そうですか…、やっぱりきびしいな。では全身麻酔でいきます」

このドクターの言葉で、ストレッチャーにいながらも、かなりの安堵感が広かがった当方の胸のうち。

では、麻酔しますとの言葉とほぼ同時に当方の意識はすぐになくなったのだった…

つづく

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