僕は1型糖尿病になって30年が経つけれど、今までインフルエンザの対策などほとんどしたことがない、と前回の記事(僕のインフルエンザ)で書いた。

記憶を思い返せば、インフルエンザになったのは糖尿病になって5年目の高校2年の時と、糖尿病になる前の小学4年の時だけだろう。

そんなわけで1型ではあるけれど、インフルをかなり軽視していた。そして、そんな僕をあざ笑うかのように、前回の記事を書いた、まさに次の日に出来事は起こった。そうインフルエンザウィルスの魔の手が僕に伸びたのだった。先週の金曜日から。

Yahooニュースを見れば、東京でインフルエンザが流行しているのは知っていた。東京の地図は真っ赤。しかし、そんなことはあくまで他人事だった。

最初は尋常でない量の咳が起きた。咳止めを飲まないと寝れないくらいの咳だった。そして、背骨に何か冷たい刺激物が貫通するようなゾクッとした感覚が加わった。思わず体温を測れば38.5度。喉の腫れはなかった。早速、近くにあるクリニックを受診した。A型インフルエンザと判明。恐怖だった。

なぜかと言えば以前、会社の同僚のお兄さんがインフルで亡くなった事が頭に浮かんだからだった。たしか発症2日目での出来事だった。インフルエンザ脳症が原因だったようで、突然すぎる死を前に同僚や同僚の親族の心痛を考えると、かける言葉もなかった。

おまけにチェーンスモーカーと呼べるくらいタバコを愛する僕には肺炎というインフルエンザの合併症も気になった。肺炎になれば、三途の河を渡ることになるかもしれない。これは、非常に、明快にやばい事態だ。

そんなわけで、ブログも全く更新できなかった。しかし、発症してから3日後から解熱され始め、体調と脳みそも元通りに戻りつつある。なので、次回からはインフルエンザで学んだ知識を書いていきたいと思う。

It was horrible experience, but at that time I got something to learn regarding flu.

僕のインフルエンザ(その3)に続く・・

1型糖尿病ブログ(HOME)へ戻る

style="display:block" data-ad-client="ca-pub-9555026920353566" data-ad-slot="6014657333" data-ad-format="auto">