最低でも1日4回、SMBGといわれる血糖自己測定をしている当方。そんな1日4回以上の血糖値は、当たり前だれど、当方の血糖測定器に記憶されている。

朝ごはんを食べる前に測った血糖値は、300mg/dLを超すことが多い。深夜から早朝にかけて血糖値があまりに高いからか、明け方のAM5:00くらいに目を覚ましてしまうこともしばしばである。

明け方に起きたなら、すぐに血糖値を測って(おおかた300mg/dL以上なんだけれど)、超速効型インスリンを数単位打ってまた寝るのである。そうすると、朝ごはん前の血糖値は100mg/dLぐらいになっていて、明け方に打ったインスリンの単位(量)が、極めて、バッチリ、合っていたことになる。

インスリンの単位が合っていると、思わずガッツポーズしたくなる当方。そりゃそうだ。インスリンという武器と、血糖測定器という盾を使って、血糖値を正常にするよう毎日毎日孤独に戦っているのだから・・

けれど、ここで一つの疑問が残る。

なぜ、明け方のAM5時くらいに僕の血糖値は高いのか?

やはり300mg/dLを超える血糖値はあまりに高いし、寝ていても起こされてしまうレベルの高血糖だ(反対に、起こされてしまう低血糖もある)。こうなると、疑うべきは、暁現象か、ソモジー効果である。

・夜間の血糖変動を見ていくと、暁、すなわち深夜3時頃から朝方にかけて、血糖値が自然に上昇していくことを「暁現象」と呼んでいます。

・「ソモジー効果」とは、インスリン療法を行っている患者さんで、低血糖の後に反動的に血糖値が上昇する現象です。「ソモジー効果」のソモジーは発見者の名前です。

出典:暁現象とソモジー効果|club-dm.jp

つまり、寝ている夜間に、勝手に血糖値が上昇しているのか?

それとも、寝ている夜間に、低血糖があって血糖値が跳ね上がっているのか?

この判定は、正直とても難しい。けれど、なんとかして知りたいものだ。

なぜならば、低血糖が起きている後者ならば、明らかにインスリンの量(単位)が多すぎるのが原因である。しかし前者ならば、少しインスリンの量(単位)が不足しているかもしれないからだ。

では、どうやって、高血糖の原因を、推察ではなく、暁か、ソモジーか、と判定するのか?

むかしは、AM2:00に目覚ましをセットして血糖測定したこともある。それは、かなり睡眠不足を招き、かなり面倒な作業であるため嫌になった(笑)。ただ、そうなると、やはり24時間血糖値をモニターしてくれるCGMに頼るばかりである。

いまのところ、リアルタイムのCGMはインスリンポンプとセットになっているから、CGMを使うにはポンプ装着が必須。けれど、インスリンポンプを使っていない僕でもリアルタイムで見れるCGMは欲しい。あの、かざすやつはどうだろう。

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