先週、月に一度の診察に行った。HbA1cは8.2%。3月は7.7%、4月は7.9%だから、ここ3ヶ月で、増加傾向のHbA1c。なんで、上がり続けているのか、ちょっと考えてみた。

これは僕の経験からなので、僕だけにしか当てはまらないのかもしれないけど、最近の睡眠時間はやたらと短い。最も短いときで、3時間。長いときでも6時間が限度。

特に最近は、仕事も少し忙しくなってきていて、3時間か4時間の睡眠時間で生活をしているので、この睡眠の短さが血糖値の上昇、すなわちHbA1cの上昇に繋がっているものと当方は考えている。

高い血糖値にはいろいろな原因がある!

と考える当方。高い血糖値と聞けば、普通の健康人は、すぐ食べ過ぎや運動不足をイメージするだろう。けれど、幸か不幸か、1型を30年も経験している当方から見れば、高血糖の理由は、食事(これは炭水化物だけでなく、脂質やタンパク質も含めて)の食べ過ぎだけでなく、低血糖の起こしすぎ、深夜の高血糖である暁現象、シックディ(病気の日)、インスリンの注射部位など、まだまだ、いろいろなものがあるのではないだろうか。

そして、睡眠不足というのも高血糖の理由の一つだ、と当方は考える。その上、混乱を招いてしまうけれど、睡眠不足は尋常でない低血糖も招くと当方は考える。当方の低血糖昏睡はだいたい徹夜明けに起こすことが多かったから。

なので、当方の経験から得たものではあるけれど、きちんと7時間寝たほうが、3時間とか4時間の睡眠に比べると日中の血糖値は安定するように思うのだ。要するに効き目の長い持効型溶解のインスリン(basal)を同じ単位打ったところで、いつも血糖値は同じではない。

だから厄介なのだ。

今週からフリースタイルリブレを装着。

モニターにある自分の血糖値の流れを見る。全体的な血糖値は高い。それも、ほとんど毎日高くて、低血糖などはほとんどない状態。

そのため、Basalのインスリンを増やしてみた。そうすると、今度は、30mg/dLとか40mg/dLとかの激しい低血糖に襲われて、いや、1日中100mg/dLをオーバーしない日もあって、コーラが手放せない状態だった。だから、Basalの単位は、すぐに前の単位に戻した。

ただ、保険適用されているリブレプロだけでなく、リブレに関しても、定期的に実際の血糖値を入力する較正の必要がなく、2週間連続装用できることは本当にありがたい。けれど、その分、実際の血糖値とリブレの血糖値の誤差が大きいときがあるのも事実だ。

その点、CGMと呼ばれる持続血糖測定器は、上記に比べれば精度は高いだろうけど、インスリンポンプの装着がMUSTであり、1日数回、実際の血糖値を測って較正の必要もある。だから、インスリン注射をしている人には適さない測定器だろう。

血糖値の管理は本当に難しい・・

1型糖尿病ブログ(HOME)に戻る。

style="display:block" data-ad-client="ca-pub-9555026920353566" data-ad-slot="6014657333" data-ad-format="auto">