アナタは食事制限をしていますか。

僕は食事制限を多少はやっている。けれど、厳格ではない。1型糖尿病と診断されてからの数年は、厳格な食事制限をやってきた。甘いものなども極力控えた。

食事制限とはつまり

指定された1日のカロリーを守ることが、厳格な食事制限のことである、と僕は答える。焼いただけの魚、ひじきや、ほうれん草のおひたしなど、30年前に糖尿病と診断されたときに、病院で食べた食事が懐かしい。まさにカロリー制限食だった。僕を指導してくれた栄養士さんはとても怖かった人だったので、僕は数年にわたって、病院のようなカロリー制限をした。

最近の食事

しかし、時が経つにつれて、ぼくは厳格なカロリー制限をしなくなった。たぶん、1型糖尿病になって10年くらい経ったころだ。僕は、すでに社会人だったし、飲み会や会食などにも参加した。だから、厳格なカロリー制限などは、やらなくなってしまったし、出来なくなってしまったわけだ(笑)。

最近の食事制限

ここ最近、カロリーの制限食のみならず、糖質の制限食も行われつつある。決められたカロリーの食事を食べるように、決められた糖質量の食事を食べる。それが糖質制限食である。

僕らの血液の中にはグルコース、すなわちブドウ糖がある。ブドウ糖はおわかりのように糖質の1つである。血糖値とは、血液の中の、糖質の1つであるグルコース(ブドウ糖)の濃度のことを言う。グルコース濃度が高ければ、血糖値が高く、グルコース濃度が低ければ、血糖値は低い。

外部からの糖質を制限すれば、内部、つまり血糖値も控えめになる、というのが糖質制限食の目的である。僕のその考え方で、おおかた間違ってはいないだろう。

最近の食事療法

1型糖尿病の食事療法で、カーボカウント、というやり方がある。カーボとは炭水化物のことであり、それをカウントする(測る)のがカーボカウント。ただ、炭水化物の量を知る、ということは、ほぼ糖質の量を知るということもあって、糖質制限とカーボカウントは一緒のものだと誤解されやすい。

僕は、カーボカウントを実践しているけれど、糖質制限をしたことがない。

糖質を制限してみたいとは思う。しかし、悩みもある。僕は、そもそも、普通にごはんを食べたいし、普通にパンも食べたい。普通にうどんも食べたいし、普通にパスタも食べたい。とにかく、食べたいものは、きちんと食べる。そして、その行為が、僕の幸せにつながっているのである。あまり食べ過ぎないように、ということは栄養士さんから教わったけれど(笑)

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