魅惑のスパゲティ。ごはんやパンと同じ炭水化物ではあるけれど、すぐに血糖値が上がらない変わった炭水化物のスパゲティ。血糖値は、最初の1時間くらいまで、滑走路を走り続ける飛行機のように、離陸することがないから不思議である(笑)。

まさにそれは、「Spaghetti Incident」。かつて、ロックで一世を風靡したガンズアンドローゼスがこのタイトルのCDを発売したけれど、僕の場合は、特に、トマトソースのスパゲティを食べると、このインシデントが発生。食後4時間後くらいの血糖値はとても高くなってしまって、食後4時間後に再度追加のインスリンを打つことになるケースがとても多し。

要するに、食前に超速効型のインスリンを打つならば、インスリンの効き目と、トマトソーススパゲティが血糖値を上げる時間に差があるのだ。僕のケースでは。

 

ペンネのカロリーと炭水化物量

では、ペンネはどうか。調理する前の乾燥している状態で、100gあたりの炭水化物量は、パスタとほとんど変わらずの70gぐらい。カロリーは350kcal程度である。

スパゲティと同じパスタの種類ではあるけれど、スパゲティと同じような血糖値の動きをしない。つまり、ごはんやパンに似た血糖値の動きをする。2時間後の血糖値は最高値となり、その後は血糖値が急降下するという普通の炭水化物の動きである。

だから、だいたい、いつもどおりに食前に、いつもどおりのインスリン単位(量)を打てば、ほとんど食後の3時間後の血糖値は落ち着くペンネ。同じパスタだというけれど、血糖値の動きはスパゲティとまるで違うから、謎である・・

 

ラザニアはどうか。

かつて、かなり流行ったラザニア。しかし、現在、イタリア料理店でラザニアを見かけることは本当に少なくなってしまった・・いわゆる、時の料理になってしまったのだろうか、日本のラザニアは・・だから、ラザニアの炭水化物やカロリーをこのブログで書いたところで、使い物にならないかもしれない・・

 

なので、グラタンにしよう。

グラタンならサイゼリアにもあるし、ロイヤルホストにもある。僕の好きな料理屋さんにもグラタンはある。グラタンの方がwell knownであるからグラタンをフォーカス。

グラタンの中身はマカロニである。これが炭水化物である。100gあたり、炭水化物量は72gであり、カロリーは358kcal(調理する前の乾燥している状態のセイユーで売っているサラダマカロニを参照)。

そんなわけで、僕は外食でスパゲティやグラタン、ペンネを食べる場合、だいたい炭水化物量は70gぐらいで計算してインスリンを注射している。

そして、トマトスパゲティを除いて、食後の血糖値は安定しているのだった。つまり逆算すれば、外食のペンネやマカロニは内容量が100g程度(乾燥している状態で)と判断して、ほぼ間違いないだろう・・

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