読者から以下のご意見を頂きました。
性別:女性
年齢:50代
題名:飛行機と空港セキュリティとリブレ
メッセージ本文:
一型糖尿病7年目です。6月よりフリースタイルリブレを利用しています。このブログで空港セキュリティの情報頂いていたので、心積もりもあり思い切って子供とハワイへ旅してきました。国内外4つの空港でチェックを受けました。成田空港のみボディスキャンでした。旅行の2日前に装着したリブレは飛行機の中も現地でも順調でした。もしものために、リブレの予備や血糖値測定器は持参しましたが。
また、英語に自信のない私には、病院からの英文の診断書が帰りのチェックインで役立ちました。 糖尿病患者は、普段からちょっと移動するのにも荷物が多かったり、食べ物に苦労したりといろいろありますが、今回私は楽しい思い出作りができてよかったです。
回答:
ご意見を頂き、ありがとうございました。
お子様とハワイ旅行をなされたとのこと、本当に何よりかと存じます。
「旅行の2日前に装着したリブレは飛行機の中も現地でも順調でした。もしものために、リブレの予備や血糖値測定器は持参しましたが。」
フリースタイルリブレやインスリンポンプに慣れてしまいますと、とかく忘れがちになりやすいのが、もしものための予備(リブレや、インスリンポンプの場合は、インスリン、シリンジ、リザーバーなど)であったり、また緊急用の血糖測定器だったりします。これは、ご指摘のように、実生活で外出する際も同じかと思います。ただ、理想を申し上げるとすると、少し面倒ではありますが、緊急用の血糖測定器などはいつも身につけておきたいものです。
「病院からの英文の診断書が帰りのチェックインで役立ちました。」
英文の診断書を先生にお願いされて持参なさったのでしょうか?
簡易のものになりますが、カードは私も常に持ち歩いています。
糖尿病患者用IDカード(緊急連絡用カード)
「糖尿病患者は、普段からちょっと移動するのにも荷物が多かったり、食べ物に苦労したりといろいろありますが、今回私は楽しい思い出作りができてよかったです。」
その通りかと思います。実生活においても、電車やバスでの移動や、また車での移動の際も、健康な方に比べて荷物が多くなってしまうのが、私も含めた糖尿病の患者さんではないでしょうか。持ち物としては、血糖測定器だけでなく、食事の際のインスリンや、低血糖のときのためのブドウ糖など、様々な物があります。また、それを考えると、外出するのが面倒になってくるのも患者さんの実情ではないでしょうか。
ただ、そのような状況におかれましても、とても有意義なお時間をお過ごしになられたというお話しを伺えて、私も嬉しく思います。このように患者側も臆することなく、外へ出て、一般の方の糖尿病という病いへの認知がより一層上がり、皆にとって優しい社会がやってくる日を願っています。
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