最近、血糖値が下がって低血糖になっても、自覚症状を感じないケースが多々ある。昔は、時折起こる冷や汗などを頼りに、低血糖を発見していた。しかしながら、病歴30年のせいなのか、どうも最近は低血糖を感じにくいからだになってきているように思う・・

 

無自覚性低血糖

先日、夜中に目覚めて血糖を測る機会があった。なんと、血糖値は39mg/dl。自覚症状は全くなかったので「えーっ、こんなに低いの!」と唖然だった。低血糖を感じにくい自分のからだにちょっとショックだったけど、自覚症状は年々減っているなあと自覚はしていた(笑)。

 

低血糖かどうかの判断

低血糖の自覚症状は、とにかく冷や汗。この汗を頼りに、低血糖かどうかの自己診断をしてきた。ただ、この冷や汗も正確無比ではない。緊張したり、焦ったりすれば糖尿病患者でない人も冷や汗をかく。そんなわけだから、僕の場合、この冷や汗に空腹感が追加されれば低血糖と自己診断。そんなときは、すぐさま血糖値を測って、ブドウ糖を補給する。

だけど、年々、この空腹感も起こらなくなってきている。腹がへらないのである。おまけに冷や汗も低血糖じゃないときにしょっちゅう起こる。これでは、低血糖の自己診断の材料として役に立たなくなった。

 

無自覚性低血糖というイメージ

無自覚性低血糖という言葉はイメージを膨らませる。おそらく、罹病期間の短い患者さんにとっては未知の恐怖と思える言葉ではないだろうか。ただ、僕の経験を照らし合わせれば、この無自覚は突然発症するものではない。無自覚を自覚しながら進んでいくように思うので、そんな心配はない。そう感じるのである。

 

低血糖昏睡

1型糖尿病を発症してから最初の10年間くらいは低血糖昏睡を起こした。そんな低血糖昏睡は、自覚症状がないから低血糖昏睡になるのであった。低血糖に気づいた時には、血糖値はLoであり、そのままバタンと倒れる。こういう経過をたどって、昔はよく倒れた。

ここ20年ちかく低血糖昏睡は皆無である。しかしながら、低血糖を知るための自覚症状は明らかに減ってきている。自分の感覚が疑わしいわけだから、感覚の代わりになる血糖測定器が重要な役割を果たすようになった。

 

長年にかけて低血糖がわかりにくくなる

無自覚性低血糖という言葉は、僕にとっても恐ろしいイメージを掻き立てるものである。だけど経験と照らし合わせて考えれば

自覚的無自覚性低血糖

と言う方がよりわかりやすいかもしれない。糖尿病の罹病期間が長くなったために、こういった老化現象(笑)は起こってくるのかもしれない・・

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