1型糖尿病になって約30年。長い道のりの様に思えるけど、まさに光陰矢の如し。振り返ってみると、病いによいことなど何一つしてこなかったかもしれない。まさに懺悔の境地。

 

喫煙

喫煙に関しては、他人に負けぬ。なんせ、1日40本以上のタバコを20年以上吸い続けている。どうせ、血糖値には関係ないや、そんな思いと日頃のストレスが相重なってどうにも止められない・・

そんな喫煙歴だったものだから、他人様からは「タバコやめろ〜、タバコやめろ〜」と責め立てられる。禁煙ブームの社会が僕の背中を押して、やめよう!と思ったことも数知れず。しかし、やめられない・・依存症だと言われても、ガンになると言われても、やめられない。そんな中でつぶやく言葉は・・

吸ってたって、糖尿病に影響ないでしょう

 

禁煙することなど二の次、三の次

他人様から責め立てられれば、喫煙が及ぼす糖尿病への影響について、ついつい考えてしまう。

路上喫煙禁止、歩きタバコ禁止、アスファルトにまで書かれた「禁止」の文字を見るたびにヘソをまげる。喫煙が体に悪いことだってわかっているつもり。他人様へご迷惑をかけていることもわかっているつもり。

だけど、僕は1型糖尿病。血糖測定やインスリン注射だけでも精一杯だっていうのに、この上、禁煙までやるのはストレス過多ではないか。ただでさえ、少数派の糖尿病で、誰にも理解されぬ病いにストレスフルな毎日。その上、もっとストレスかけなきゃならんのでしょうか・・

 

禁煙の条件

たとえ禁煙したとしても、血糖値が悪化したらショックである。

禁煙 = 食欲 = カロリー過剰な生活

こんなことが脳裏に浮かぶ。禁煙をこんなに頑張ったのに、体重増えたらどうするんですか・・HbA1cが悪化するならば1型糖尿病患者として本末転倒だろう・・それにストレスも良くない・・長く病気を抱える一人として、こんな風に思えてしまう。

そんなわけで、禁煙してHbA1cが良くなるならば、禁煙してみたい・・

 

禁煙の影響

だから、どうにも禁煙には踏み切れず、タバコの煙に喜びを噛み締めながら生きてきた。喫煙のリスクではなくて、禁煙のリスクばかりを考えてきたのだから、どうにも禁煙は出来ないのが現実である・・

しかし、禁煙のリスクばかり追い求め、リターンを考えないのはどうだろう・・ものごとには、良い面だけでなく悪い面があることを教わってきたではないか・・

では、禁煙は1型糖尿病患者の血糖値以外に何か影響があるのだろうか・・アホンダラの、脳みそにはしわがない頭でまじめに考えた・・

あった!それは動脈硬化だ!

 

20年以上の喫煙生活

そんなことからテストをしてもらった。なにもないことを祈りつつ、喫煙生活を懺悔する日々である。しかし、これぐらいのことでは禁煙できないという自覚に嘆いているのが日常である。

そんなにいけない事なのか・・喫煙は・・1型糖尿病にとって・・患者の不養生は許されないのだろうか・・

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