糖尿病治療って本当に面倒ですよね。食事、運動、歯の治療。やらなきゃいけないことが、いーっぱい。そりゃ、心の状態が良ければ、すべて「やってやる!」ですけど、「失業した・・」とか「彼女にフラれた(離婚した)」、「就職で落ちた」など人生におけるネガティブなライフイベントに遭遇した時、嫌になっちゃいませんか?

 

それと忘れてならないのがDrや看護師さんとの関係

2015年の3月13日(金)NHKの特報首都圏でも取り上げられました。がん患者さんもDrや看護師さんとの関係が築けず、治療を放棄して死に至るケース。糖尿病だって同じような例があると思ってます。ぼくの場合、大学病院で治療していましたので、先生は異動するし、看護師さんもコロコロ変わる。そりゃ、僕に合う先生、合わない先生、今まで、いろいろな先生にお会いしました。意見を聞いてくれない先生も中にはいました。これやれ、あれやれ、と指示ばがりされ、そこに専任の看護師さんも乗っかってくる。いやー、正直、いやでいやで、たまりませんでした。「血糖値の測定ノートなんて持ってこないよー」見せたくないもん。いーもん、自分の体だから、どうせわかってるし・・信頼関係はすごい大事です。

 

糖尿病以外の要素で嫌になることが多すぎる

普通の人だって、嫌なことがあれば、アルコール飲んだり、ギャンブルしたりしますよね。糖尿病の患者さんだって同じだと思うのです。面倒な食事、面倒な運動、こんな面倒なこと「やってられるかー」僕はそんな自暴自棄、いっぱいありました。そして、治療を忘れたフリをする=治療やーめた、となる。だけど、合併症の不安がたまに頭をかすめる・・だけど忘れたフリをする・・この循環に入りました。いろいろなネガティブな理由で。

 

いーじゃないですか・・HbA1cが10%だって

だって、治療するのが嫌なんだし、面倒なんだもん・・。ただでさえ、人生楽じゃないし・・。僕は「それでもいいんじゃない?やる気ないんだから、しゃーないよ」とアドバイスします。Drや看護師さんから怒られそうですけどね(笑)。だけど、一点だけ追加でアドバイスがあります。

 

糖尿病以外の他の診療科にも必ず行くこと

それはなぜか?あなたの合併症を調べるためです。HbA1cが悪くたっていいんです。血糖値が高くたっていいんです。だけど、合併症の状況だけ、たとえば眼科、はきちんと見ておいてもらうこと。きちんと状況を把握しておくこと。なぜか?

初期の合併症なら、血糖コントロール次第で、元どおりにちゃんと戻りますから。だけど、合併症が進行してしまうと、あなたのQOL(Quality Of LIFE)が低下しちゃいます。生きることが、もっと大変になってしまうのです。ここだけは死守しましょう。ただでさえ、食事療法だ、運動療法だ、そのような面倒な治療を糖尿病のあなたはやっているわけで「これ以上面倒なのは勘弁」ですよね。

 

僕も最新のインスリンポンプ(CGM付き)を使ったり、食事に気をつけたりしてますが、今のHbA1cは8.7%ですよ。嫌になります。治療が・・

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