一週間前に、細胞診で採取した僕の甲状腺にあった腫瘍の結果、つまり良性のものなのか、悪性なのか、を聞きに病院へ行った。

かなり混んでいる病院で、お盆ということも重なって、4時間近くも待たされてからの診察だった。診察室から

次の方、どうぞー、

と呼ばれたときには、おいおい、糖尿病の診察でもこんなに待たされたことはないぞ、と心の中で僕は呟いた。

そして診察室に入る。診察室の椅子に座るなり、いてもたってもいられずに、僕は腫瘍の結果を聞いた。

「Suspicious(疑いあり)でした」

サスピシャス。疑いありってどういうこと?僕は心の中でまたつぶやく。

「Suspicious(疑いあり)という場合、当病院の統計では90%の方が癌なのですが、、」

とDrは続ける。

「ただ、もう一度細胞診の検査をしたいのですが、、」

とのことだった。ただ、あまりに混んでいる病院だったので、今度の細胞診は2ヶ月後だった。あまりに待ち時間も長い病院で、次の検査までもが長い病院だったので、ドクターにぶっちゃけ

ガンかどうか聞いてみた。

「まだ正確なところはわかりませんが、先生のご判断では、癌だと思われますか?」

「はい、おそらく乳頭ガンでしょう」

という返事がすぐにきた。ただ、まだ良性の可能性もあるので一応、次回の予約を取った。僕はよほど不安な顔をしていたのか、

「何かご不安はありますか?」

との問いに、

はい、いっぱいあります、と答えそうになったけど、とりあえず

転移について聞いてみた。

転移が不安なんですけど・・、

と僕はドクターへ伝える。

「乳頭癌が転移するとしたら、おそらくリンパか肺です。ただリンパは前回の細胞診では問題なさそうでした。」

とドクターは答えた。

「わかりました」

僕は呼応する。

「そうしたら、肺の検査をお願いします」

そして肺のCTを撮ってもらった。以前、たばこを1日60本くらい吸っていた僕の肺は、スカスカな脳みそとは違って、クログロの肺だったに違いない。なので、そのころは、肺がんを警戒し、半年に一回のペースで肺のCTを撮影してもらっていたのだった(笑)

糖尿病の人の死因のNo1は癌と聞く。僕も含め、早めの検査を心がけましょう。

結果は、また報告します。

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